防災週間の最後の日になる9月5日と6日の二日間で行われた消防署の救助訓練に混ぜてもらってきました。
新しい消防署を建てた福山市芦品消防署がこれから解体する古いほうの消防署を使ってのブラインド型の練習です、お客さんの紹介で事が進んだこの行事への参加は有意義なものとなりました。
2日間の開催ということで大阪の友人の犬も加わっての参加となりました。
救助訓練であるもので救助犬の訓練ではなく、自分たちが関わったのは練習時間1時間の10分でした。
9時30分に3階建ての建物において地震が発生、被害者が出ていると通報があった、というところからはじまりました。
この練習は「ブラインド」状態ではじまっているので被害状況や規模や危険確認をいちいち行っていくことで進みます。
救助犬のグループもチームリーダーがそれらの情報を集めにいく→伝える→待機という流れで参加です。
「1名は確実に被災、残りの人数に関しては不明という現場でまずは犬を使っての捜索となり,救助犬投入
発見後は様々な機械や器具を駆使して現場を確認・救出活動です
1時間という短い時間、さまざまな部隊が入り乱れての作業、機械の音のうるさいこと、おまけに猛暑。
それを仕切りさばく司令官の方にとっても大変な作業だったそうです。
今回の練習に参加をさせてもらって「情報収集」と「報告」と「伝達」の重要さがほんとにクローズUPです。
報告や伝達の方法、処理のしかたなども練習後の検討会でずいぶんと話されていました。
掻く部隊は各部隊でたくさんの課題が見つかったそうです。
そういううちのチームも課題満載で帰ってきました。
救助犬の訓練というところであれば
「いかにモチベーションを安定させて作業に送るか」
「犬の作業に対してハンドラーがどこまで理解できるか」
「猛暑のなかでの犬の管理」
などなど、いつもとちがう状況への対応などが・・・出来にくいものです。
救助犬チームとして参加というところであれば
「情報収集の正確さと伝達の正確さ」
「作業の報告を確実にすることと、判断すること」
「犬とハンドラーの安全のための確認」
「救助作業への積極的な参加」
などなど、全体のなかの一つとしてしっかり機能していなければならないこと・・・不足でした。
だけど、ほんとに「良い経験」をさせていただきました。
救助犬って救助することの一端なんだよなって、へんないいかたですが実感してきました。
ありがたい、こんな経験。
次回もあるようであればぜひ参加していきたいです、ハンドラーとしての参加も経験していきたいです。